歌手のオーイシマサヨシが、6月24日に放送された特別番組「あのアニ。〜あの日観たアニメをまだ知らない人がいるなんて〜」（ABEMA）に出演。自身が手掛けたアニメ「【推しの子】」の劇中歌「サインはB」の制作秘話を語った。

“芸能界屈指のアニメ通”ハライチ・岩井勇気とアニメ好きゲストがアニメ愛をさらけ出していく同番組。今回は、オーイシ、天津・向清太朗、三田麻央の3人がゲストとして登場した。

大きな話題を呼んでいる「【推しの子】」についてのトークでは、オーイシが手がけた劇中歌「サインはB -アイ Solo Ver.-」について、初出しの制作秘話を告白。「初出しの話がある」と切り出し、「実はあれ、2回書いたんです」「ファーストサインはBがあって、あれは、セカンドサインはBです」と、一度書き直していることを明かした。続けて「（一作目は）全く違う曲です」と話し、スタジオの面々は驚きの声を上げた。

さらにオーイシは、歌詞へのこだわりを告白。「原作にテキストレベルで“あなたのアイドルサインはB”って歌詞が出てくるんですけど、“ア・ナ・タの”って表記になってるんです。これは、先生方もこういう節回しでやってほしいんだろうなって思って、出だしを“ア・ナ・タのアイドル”って点を入れたんです」と原作を踏襲したことを語ったオーイシに、3人は「すごい話」「今日これだけでいいわ！」「イメージ通りだよね」と感激する。

ほかにもオーイシは、「サインはB」のレコーディングが、アイを演じた高橋李依のクランクアップだったと話し、「『お疲れ様でした〜』って帰って行く姿がまさに星野アイでした」と興奮気味に語ったり、楽曲オファーの裏側や、“地下アイドルっぽさ”を意識したという楽曲のポイントも公開。制作秘話の数々に、「【推しの子】」にどっぷりとハマっているという3人からは終始、驚きと感激の声が溢れていた。