シンガーソングライターの中島みゆきが、アニメスタジオ・MAPPA初のオリジナル劇場作品「アリスとテレスのまぼろし工場」（9月15日公開）の主題歌を歌うことが決定した。中島によるアニメ主題歌は初めて。

「呪術廻戦」「進撃の巨人 The Final Season」「この世界の片隅に」など、数々のヒット作品を手掛けるアニメスタジオ・MAPPA。同社初のオリジナル劇場作品「アリスとテレスのまぼろし工場」の監督を務める岡田麿里の台本に中島が惚れ込み、主題歌「心音（しんおん）」を書き下ろした。

2022年の秋、中島が44作目のアルバム「世界が違って見える日」のCDジャケット撮影をしている頃、岡田監督から中島みゆきに主題歌の依頼が届いた。その時の様子を中島は「ゲームもアニメもさっぱりわからない中島に、御注文をくださるとは、なんでなの？」「届いた台本をおそるおそる読み始め、最後まで読み終わらないうちに、どっぷり、岡田麿里様のしもべとなっておりました。岡田麿里様は、中島の絶大なる『推し』です！」とコメント。台本に強く惹かれた心の内を語っている。

実際、今までにゲームやアニメ作品への主題歌の提供はなく、今回が中島にとって初の“アニメソング”となった。


☆中島みゆき コメント全文

ゲームもアニメもさっぱりわからない中島に、御注文をくださるとは、なんでなの？と謎な気持ちで、届いた台本をおそるおそる読み始め、最後まで読み終わらないうちに、どっぷり、岡田麿里様のしもべとなっておりました。岡田麿里様は、中島の絶大なる「推し」です！

スタジオで初めて岡田麿里様にお目にかかった日は、ただもう中島は物陰から、じぃっとお姿を拝見するばかり。一瞬だけ駆け寄って「この台本、好きです！」と言うのが精一杯でした。まるで中学生の片想いレベルです。