沖縄の海が真っ赤に――。沖縄・名護にあるオリオンビールの工場から、食品添加物のプロピレングリコールを含む冷却水が漏れ出す事故があり、オリオンビールが謝罪している。

海の様子
オリオンビールの事故報告より
・今回の流出は、設備の冷却に使用している冷却水に含まれる「プロピレングリコール(※食品衛生法施行規則にも記載されている食品添加物)」 の漏れが原因と思われる。
・プロピレングリコールは食紅で赤く着色しているため、漏れた冷却水が雨水溝を通じて河川に流出し、海が赤くなる現象が発生した。
・「皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、重ねて深くお詫び申し上げます」と謝罪。
事故後の流れ
午前7時 オリオンビール職員が幸地川河口で水の色が赤色に変わっていることを確認。
午前7時30分 オリオンビールのビールタンク冷却設備に冷却水を送水している配管から 漏れていることを確認。送水設備を停止。
午前9時30分 冷却水流出が止まったことの確認(各行政担当者の立ち合い)。
午前9時45分 名護市役所、名護警察署、名護市消防署、第11管区海上保安本部名護海上保安署、沖縄県土木事務所、名護漁業協同組合、名護市保健所各所に報告完了。
午後3時 オリオンビール工場長による名護漁業協働組合への報告。
現場の様子(動画)