パソコン誌「週刊アスキー」などに連載された人気レポート漫画「カオスだもんね！」の作者、漫画家の水口幸広さんが、急性心不全のため亡くなったことがわかった。56歳だった。6月21日、漫画にも登場する編集者“アカザー”こと赤澤賢一郎さんが、Twitterで報告している。

赤澤さんは6月21日、自身のTwitterで「水口さんが、2023年5月12日の午前4時頃に急性心不全で亡くなりました」と報告。

そして「あまりに急で、もう水口さんと一緒に取材に行けないという事を未だ実感できません」と、辛い胸の内をつづっている。

また、「現在、桜井さんと一緒に水口さんの追悼個展を準備中です。これをお別れの会とさせていただきます。詳細は後日あらためて告知させていただきます」としている。

「カオスだもんね！」は1991年に「週刊アスキー」の前身の雑誌「EYE-COM」で連載がスタート。パソコン雑誌ながら、パソコンの枠にとどまらないさまざまな題材を取材し、その様子を描いたレポート漫画で、2020年に連載終了。「週アス」読者を中心に多くのファンに愛された。