歌手・タレントの和田アキ子（73歳）が、6月11日に放送された追悼特別番組「さようなら上岡龍太郎さん」（朝日放送）に出演。5月19日に亡くなった元タレントの上岡龍太郎さん（享年81）を偲んだ。

上岡さんと恋愛バラエティ番組「ラブアタック！」で6年間共演し、プライベートでも親交が深かった和田。上岡さんの訃報に接した際は「これは皆さん一緒だと思いますけど、ビックリしましたね」と語る。

最後に会ったのは「お顔を覚えているのは、ノックちゃん…ノックちゃんって呼んでたので。横山ノックさんのお別れの会（2007年）のときにお顔を拝見して。『よう来たな』と言われて、それが最後で。お声は今から3年くらい前に、私がいろんなことでちょっといっぱいいっぱいになって、大阪行きますから、内緒で遊んでください、飲みに付き合ってくださいって。『どないしたんや？』と言いながらちょっと細かい話して。『まあ、あんまり深く考えんで来るときは言うて』と言われたのが3年ぐらい前ですね」と振り返る。

そして「お亡くなりになったという訃報を聞いたときいろんなことが頭の中で回って、もっと電話で話しときゃよかった、というのもありましたね」「とてつもない人なんですけど、そういうのを感じさせない人。同じようにレベルを合わせてくれた。潔いかっこいい大人でしたね。本当にいろんな意味でかっこいいです」と偲んだ。

また、「ラブアタック！」共演当時の思い出については、「（番組が）終わったらいつも遊んでもらって。ABC（朝日放送）の前がホテルでしたから、プラザホテル。そこでお茶飲みながらとかお酒飲みながらとか」「北海道もロケで行ったりして。北海道と言えば、もう本当にクラブとかバーじゃないですか…すいません、いま自分から言っておいて、言えない話でした…すいません…」と苦笑した。

最後は涙を浮かべながら「会いたいですね。もう1回、なんか年取った3人（上岡さん、横山ノックさん、和田）で『ラブアタック！』やってみたかったですね。なんか思い出して胸がいっぱいになってきました…すみません。無理です、もう。すみません…」と語った。