「スター・ウォーズ」のヴィンテージおもちゃコレクションが、約5500万円で落札された。先月、英ダラム州のストックトン＝オン＝ティーズで開催されたヴェクティス・オークションで、非常に良い状態の希少なアイテムが出品され、落札予想価格の10倍以上の値がつく結果となった。

中でも最も高値で落札されたのは、1983年の映画「ジェダイの帰還」に登場するケナー社の「ザ・パワー・オブ・ザ・フォース」アナキン・スカイウォーカーのフィギュアで、予想価格約86万円を大幅に上回る約196万円で落札された。

また、約5万円程度の予想価格が付けられていたパリトーイ社の「ジェダイの帰還」セキュリティガードのフィギュアが約100万円で高額落札され、競売人らがどよめく結果となった。

さらに、パリトーイ社の、状態の良い「カンティーナ・アクション・プレイセット」は予想価格約8万6000円程度に対し約74万円、ケナー社の「パワー・オブ・ザ・フォース」AT-ATドライバーフィギュアは予想価格約34万円程度に対し約90万円で落札された。

また、他の2つの「パワー・オブ・ザ・フォース」ヤクフェイスフィギュアは、それぞれ約175万円と約100万円の値をつけ予想価格の2倍に達した。これらのセットは、1977年から1983年に同映画のオリジナル3部作が公開された当時のもので、希少なコレクターコインも含まれている。

ある「スター・ウォーズ」ファンは、デイリー・スター紙に「熱狂的なオークションで、信じられないくらい大成功でした。フィギュアは極上品でした」と話していた。