JS研究所調査、イマドキ女子小学生の“流行語”ランキング

2023/05/19 14:48 Written by Narinari.com編集部

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小学館「JS研究所」は、イマドキ女子小学生(JS)に“流行語”調査を行い、「クラスや友達のなかで流行っている言葉」ランキングにまとめて公開した。

小学館は昨年8月、小学校低学年女児向け雑誌「ぷっちぐみ」、少女まんが誌「ちゃお」の各編集部の視点で定期レポートする「JS研究所」を発足。今回は「ちゃお」2023年5月号にて掲載・収集した「休み時間の過ごし方」と「流行語」に関するアンケート結果をまとめた。

調査ではまず、「休み時間にどう過ごしているか」を質問。回答が分かれるなかでも、4割の子たちが「友だちと話す」が答え、これがトップとなった。その他では「外で遊ぶ」「体育館で遊ぶ」「ダンスをする」など元気いっぱいに体を動かして休み時間を過ごしているJSの様子がうかがえる。

続けて「クラスや友達の中で流行っている言葉をひとつ教えてね」という、“JS流行語”に関する質問には、全部で355個の流行語が集まった。その中でも第1位を獲得したのは、相づち言葉である「それな」。イマドキJSたちは友達への共感を、短いフレーズでカジュアルに表現することが多いのかもしれない。

他にも「それってあなたの感想ですよね」が上位に。実業家である“ひろゆき”こと西村博之氏のセリフで、たびたび小学生の流行語として話題となっている。

11位〜25位にランクインした「流行語」の中では、「おいしいヤミーかんしゃかんしゃ」や、「りんごごりららっぱぱせり」など、YouTuberが考案したネタやお笑い芸人のYouTubeが話題となったリズムネタで使われている言葉が目立っている。イマドキJSの会話や言葉には話題の動画コンテンツがトレンドの源になっている可能性が高いようだ。

ほかにも「推し活」「マジ推せるー」「推しが尊い」など、自身の推しに関わる言葉や、「WBC」「ペッパーミル」「ヌートバー」など今年のWBC日本代表の活躍に影響を受けた言葉が多数回答されている。JSたちも最新のニュースやトレンドを身の回りの様々な情報からキャッチして、日々友達との会話の中に取り入れているようだ。

また、「ちいかわ」や「ポケットモンスター」など具体的な固有名詞やキャラクターが話題の中心になることも多いこともわかった。

今回の結果について、「ちゃお」編集長は「JSの吸収力侮る勿れ! 今、はやっているもの、面白いもの、ひらめきを感じたものを屈託なく使ってくるのが女子小学生です。テレビ、雑誌、YouTube、TikTok、普段の教室での会話の全てにアンテナを張っていて、少しでも面白いと感じたらさっと会話に取り入れます。ちゃおの漫画の中のセリフもJSがつかってくれたらいいと思って作っています。次回はちゃおのまんがのセリフもTOP10に入るようにまだまだJSを研究します!」とコメントしている。

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