寛容な千原ジュニア「ジュニ“ア”でも“ヤ”でもどっちでもいい」

2023/05/10 12:17 Written by Narinari.com編集部

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タレントの千原ジュニア(49歳)が、5月7日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。「俺は千原ジュニ“ア”でも、ジュニ“ヤ”でも、どっちでもいい」と語った。

番組はこの日、“サイゼリヤ警察”を名乗る男性を特集。この男性は、イタリア料理チェーン店・サイゼリヤの店名を「サイゼリ“ア”」とTwitter上で誤った呼び方をしている人を、3年5か月にわたってTwitter上でパトロールし、4万4000件以上も“検挙”してきた。

ここまで男性を突き動かしたきっかけとして、「付き合っていた彼女に『サイゼリ“ア”』と言ってしまったら、口論に発展し、そのまま別れることになった。彼女が4年間サイゼリヤでバイトしていて、その経験が人生の糧になっていたことを知らなかった」とかつての後悔を口にした上で、「たった一文字の間違いだけで、大きな事件になってしまうことはありえる」と語気を強めた。

そんなパトロール活動にも、突如終止符が…。今年4月に活動を打ち切ることを発表すると、Twitterトレンド入りするなど、大きな注目を集めた。引退理由として「テレビでサイゼリヤの会長が『“サイゼリヤ”でも、“サイゼリア”でも、どっちでもいいんです』と語っていた。それならば、私の存在意義はない。これを知った時は、今までで1番落ち込んだ」と明かした。

「サイゼリヤ」のような呼び間違えをしやすい単語について、国語辞典編纂者の飯間浩明さんは「固有名詞ではない外来語を辞書に掲載する場合、どちらが多く使われているかが基準となる。結局はどちらを使っても間違いではない」と解説した上で、「日本語は“通じるかどうかが大切”というような、懐の深さがある。『“ア”か“ヤ”か警察』をしすぎると、日本語がやせ細る可能性がある」と指摘した。

番組MCを務める千原ジュニアは「やせ細っていかないように、言葉に寛容でいましょう。俺は千原ジュニ“ア”でも、ジュニ“ヤ”でも、どっちでもいいです(笑)」とコメントし、笑いを誘った。

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