アイドル歴15年の柏木由紀、“推される側の責任”を熱弁

2023/05/10 00:01 Written by Narinari.com編集部

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アイドルグループ・AKB48の柏木由紀(31歳)が、5月3日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。アイドル歴15年という経験から、“推される側の責任”について熱弁した。

番組はこの日、“推し活”が多くの人に広がる一方で、それが原因で横領やわいせつ事件などが起きていることにフォーカス。“推し活”との向き合い方について考えた。

番組MCを務めるAKB48の柏木は「もともとアイドルがすごく好きで、“推す側”も“推される側”も経験した」とした上で、「“推される側”にも責任が生じていると思う」と持論。続けて「ファンの方から『結婚してください』『付き合ってほしい』と言われた時に、『いつかしようね』と応じたり、その場しのぎで『好き』と言ったりするのが、本当に良いアイドルですか? と思う。私の場合は、『結婚の約束はできないよ。“ファン”として応援してくれることが1番嬉しい』と伝える。そうすると、本当に良い“アイドルとファン”の関係性を築ける」と熱弁した。

また、その距離感が縮まっている現状について、「最近はアイドルが『ファンの人を喜ばせるために何を話そう?』と悩んでしまうなど、ファンの欲を満たすための活動になっているケースもある。本来は、私たちが歌って踊る姿を見て、ファンに元気になってもらいたいという気持ち。だけど、アイドル活動の本質について考える機会が増えた。距離の近さは良いことでもあるけど、“歪み”のきっかけにもなっていると感じる」と話した。

議論の最後には「ファンの方が応援してくれる気持ちが1番嬉しい。私は、ファンのみんなを“平等に”幸せにしたい」と柏木自身のポリシーを語った。

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