4月22日に大谷翔平選手が出場した、エンゼルスvs.ロイヤルズの中継（ABEMA）のゲスト“解説”として、アイドルグループ・乃木坂46のメンバーが初登場。その知識量に、プロ野球解説者の里崎智也氏も脱帽した。

今回の中継に“解説”として出演したのは、乃木坂46の4期生メンバー・黒見明香。実況の節丸裕一アナが「黒見さん、野球好きですね」と切り出すと、黒見は「ノートに大谷翔平選手の今季のストレートが何％とか、そういうのをまとめています」「結構動画とか見て調べました」と、“黒見ノート”の存在とともに、入念に事前準備をしてきたことを明かした。

また、試合後に「二刀流の活躍はいかがでしたか？」と感想を問われた黒見は、「本当にすごかったですね。初回からとても完璧でしたし、最後は大谷選手が低めの変化球をセンター前にうまく運んでいて、さすが二刀流だなと思いました」と、大谷選手の二刀流の活躍に感心する様子を見せた。

さらに、試合を振り返って選んだ“大谷選手のべストプレー”として、「3回表、0アウト1塁からの8番のニコラス・ロペス選手（ロイヤルズ）をダブルプレーで抑えたところです」と紹介。そして「大谷選手ももちろんなんですが、ザック・ネト選手（エンゼルス）にも注目」と熱弁。注目プレーではなく“あえて見逃した”シーンを選んだ着眼点に、里崎氏は「このシーンを選ぶのは、もう通ですね。もう次は（解説）1人で行けますよ」とお墨付きの表情を見せた。

試合はエンゼルス 2ー0 ロイヤルズの結果で、エンゼルスが今季3勝目をあげて終了。初のゲスト解説を務めた黒見は「緊張したんですけど、視聴者の皆さんの本当に熱い気持ちが伝わってきました。何よりお二人（里崎氏、節丸アナ）に助けていただいて、たくさん勉強できた1日でした」とコメント。

そして最後にファンに向けて、「大谷選手への注目度もより高いと思いますし、プレーももちろんですが、普段の大谷選手のゴミ拾いなど、そういう姿勢にもたくさん感動させていただいています。ぜひ皆さんとも、大谷選手を一緒に応援できたらと思います」と今後のMLBへの期待を語った。

SNSでは「黒見ノートの情報すごい」「勉強熱心すぎる」「解説のレベル高すぎ」「野球ファンとしてもめっちゃ好印象」と、黒見の野球愛と勉強熱心な姿勢を称賛する声が多数寄せられた。

ABEMAでは今季、MLBの公式戦324試合を、開幕戦から最終戦となる10月2日まで生中継。黒見は「ABEMA BASEBALL SPECIAL SUPPORTER」に就任している。