子育てママのランチは「パスタ」が人気も…半数は調理が面倒

2023/04/21 15:49 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


永谷園は、忙しい毎日を送るママの実情を探るべく、「子育てママのランチ事情」を調査し、その結果を公表した。

この調査は3月7日〜14日の期間、小学生以下(0〜13歳未満)の子供がいる、20代〜30代のママ350人を対象に実施したもの。

まず、自宅でよく食べるランチメニューをたずねたところ、第1位は「パスタ」(81.8%)に。続いて「ラーメン」(66.2%)、「うどん」(66.2%)が同率に並び、麺類の人気の高さがうかがえる。しかし、「パスタ」は人気メニューである一方、自分用(1人前)だけのパスタを調理することを面倒だと「感じる」「たまに感じる」人は54.7%と半数を上回った。

複数人前に比べて、1人前パスタ調理を面倒だと感じる理由として最も多かったのが、「麺を茹でる」(64.2%)工程。次いで「材料の下準備」(57.4%)、「パスタソースを作る」(50.4%)、「洗い物」(44.7%)などの意見も多く挙がった。

この結果から、もし“パスタの簡単調理”の代名詞である「レトルトソース」を活用したとしても、そもそもの「麺を茹でる」工程や「洗い物」の課題が解消されなければ、面倒だと感じる原因を払拭することは難しいと考えられる。

次に、パスタを調理する際、乾麺を鍋で茹でているか聞いたところ、7割以上が「麺を鍋で茹でている」と回答。さらに「自分用(1人前)パスタと家族用パスタで、調理方法を変えているか」という問いに対して、半数近くの49.3%が「特に変えていない」ことがわかった。

つまり、多くのママたちは自分用(1人前)パスタの調理の中で、「麺を茹でる」工程を「面倒だ」と感じているものの、1人前であっても調理法を変えずに鍋を使用していると考察できる。

では、面倒だと感じているのに、なぜ多くのママは麺を鍋で茹でるのだろうか。  

最も多かった理由は「一度にたくさん茹でられる」(61.0%)から。これは複数人前のパスタ調理であれば、たとえ面倒でも鍋を利用するメリットがある。一方、「鍋で茹でる方がパスタを美味しくできる」(44.3%)、「鍋でないと麺がくっつく」(25.1%)との意見も挙がっており、料理の完成度や美味しさを求め、「麺を鍋で茹でる」ことを“あえて”選択している人が多いこともわかった。こうした「面倒だけど美味しさのために手抜きできない/したくない」というジレンマが、ママたちの負担を大きくしていると考えられる。

また、今回の調査結果からは、子どもと自宅で過ごすとき、そもそも自分自身のランチを「食べる時間がない」「たまに食べる時間がない」ママが44%いることも判明。

その理由として、「子どもが泣いてしまい抱っこしなければならない」「子どものご飯に手がかかって自分の分の時間がない」「準備中や出来上がる頃に、下の子がぐずり始める」など、“子どもから目を離せないこと”が多く挙げられた。

これは、子育てママが1人前パスタ調理を「面倒」だと感じる背景にも繋がっていると推測できる。子どもから目が離せない中で、火元や吹きこぼれに注意しなければならなかったり、茹で上がり後すぐに“ザル”に取り出して、麺をソースに和え、最後は大きな鍋を洗わなければならなかったりといった工程の多さが、ママたちの負担になっていると考えられる。

こうした「パスタはよく食べるけど、1人前調理は面倒」「面倒だし、時間もないけど美味しいものを食べたい」という想いに対し、同社は電子レンジでパスタもソースも一気に調理できるパスタソース「パキット」を発売している。

「パキット」は、袋に水と折ったパスタを入れ、電子レンジでチンすれば完成する“パスタソースで麺を茹でる”という斬新なアイデアの商品で、火も鍋も使わない。今回の調査結果を受けて、「パキット」の開発担当者は「『ランチを食べる時間が無い』というお声が想像以上に多かったのには驚きました。家事や育児、仕事の優先順位を下げるのは難しいので、自分のことはついつい後回しになってしまいますよね。『パキット』は、レンジでチンしている間に他のことができるので、そんなお悩みも解消されるかと思います。ぜひ、忙しい日のランチに『パキット』をお使いいただき、この価値を体感していただきたいです」とコメントを寄せている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.