JS研究所調査、女子小学生が“新学期”に楽しみなこと

2023/04/16 15:17 Written by Narinari.com編集部

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小学館「JS研究所」は、女子小学生(JS)のリアルな本音を探った、「新学期」に関するアンケート結果を発表した。

小学館は昨年8月、小学校低学年女児向け雑誌「ぷっちぐみ」、少女まんが誌「ちゃお」の各編集部の視点で定期レポートする「JS研究所」を発足。今回は「ぷっちぐみ」2023年4・5月合併号と、「ちゃお」2023年4月号にて掲載、収集した「新学期」に関するアンケート結果を発表した。

調査ではまず、「新学期で楽しみにしていること」について質問。その結果、学年問わず「友だちをつくること」という回答がトップになり、僅差で「好きな友だちに会えること」や「新しい勉強が楽しみ」という回答が上位にランクインした。

低学年JSとその親に対する「クラス替えはありますか」という質問に対では、「はい」という回答が7割で、その中で「クラス替えに期待すること」としては「新しい友だち」が圧倒的多数に。これまでのJS研究所にて公開しているアンケート回答からもわかるように、女子小学生たちは学校での友人関係を特に大切にしており、新学期だからこその新たな出会いにワクワクしている気持ちがうかがえる。

その他の具体的な回答のなかには、「理科を学ぶのが楽しみ」といった具体的な教科の話題を挙げている子がいる一方で「新しい勉強が不安」という声も。高学年JSからは「彼が出来るかどうか」といった恋愛事情がちらりと垣間見える回答をしている子もいた。

「新学期に向けて新しく買ったものを教えてね」という質問に対しては、低学年JSでは約4割の子が「文房具」と回答。高学年JSでも「ノート」や「ペンケース」が全体の3割以上を占めており、分散する回答のなかでも、学校生活のなかでも特に使用頻度が高い「文房具」を新調している子が多数いた。

「文房具」以外には、「洋服」や「ヘアアクセ」などおしゃれアイテムも人気。身に着けるアイテムも新しくして、気持ち新たに新学期を迎えた子が多いようだ。

今回のアンケート結果について、「ちゃお」編集長は「ちゃおっ娘たちの関心の大半は『友達』。新学期は新しいお友達を作る最大のチャンスで、わくわくしている様子が伝わってきます。また春休みの間会えなかった大好きな友達との交流も再びスタート! コロナがようやく落ち着きを見せ始め、外に出たいという気持ちが感じられる結果となりました。久しぶりにコロナ以降の春を、気をつけながら満喫してほしいです」とコメント。

また、「ぷっちぐみ」編集長も「完全にコロナ禍から脱出しつつある読者意識が見えた結果でした。新学期には『外で』やりたいことが増え、『家族』とだけではなく、『新しいともだちが欲しい』ということ。春らしい明るい空気感があると思います。一方でマスク脱着に関しては、ぷっちぐみ読者は、まだまだ完全に外せない感覚が残っているようです。とはいえ、勉強に対しても、チャレンジ精神もあるようですし、今年の春は、さまざまなやる気スイッチ(意識の大きな動き)を感じています」とコメントしている。

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