クイーンのブライアン・メイが、映画「ボヘミアン・ラプソディ」の続編製作について話を進めているという。

2018年公開の同作は、ラミ・マレックが同バンドのフロントマンだったフレディ・マーキュリー、グウィリム・リーがギターのブライアン、ベン・ハーディがドラムのロジャー・テイラー、ジョゼフ・マッゼロがベースのジョン・ディーコンを演じ、同バンドの結成から成功までの道のりをメンバー間の確執も含め描き、1985年に英ウェンブリー・スタジアムで行われたチャリティコンサート「ライブ・エイド」の伝説的パフォーマンスで締められていた。
同作は興行的に大ヒット。高い評価も受け、ラミのアカデミー主演男優賞のほか、多くの賞を受賞するかたちとなった。
そんな同作の続編について、今回ブライアンはデイリー・スター紙のインタビューにこう答えている。
「それについて話し合っている。あの作品は素晴らしかったし、私たちを演じた人々は途轍もなかったね。続編の製作には心惹かれる。また彼らと一緒に仕事する価値があると思う」
「『ボヘミアン・ラプソディ』のクライマックスは『ライブ・エイド』だった。フレディがエイズと折り合いをつけ始めたことを匂わせていた。けど、あの映画のエンディングから、クイーンの栄光の日々が終わるまでには怖ろしいほど多くの出来事が起こったんだ」
ブライアンはロジャー共々、同作を通して、1991年11月にエイズの合併症で45歳で死去したフレディの追悼ができたと感じているという。
「フレディのために実現できた、その事実に最高な気持ちだ。非常に意味があることで、私たちはそれを正しいやり方、精神でできた。もちろんグループであるから私たちもその映画には出ている。しかし全てはフレディについてだ。彼のためにうまくできたって思っているよ」