「エブエブ」が全米映画俳優組合賞席巻、最高賞など最多受賞

2023/02/28 07:29 Written by Narinari.com編集部

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第29回全米映画俳優組合(SAG)賞が2月26日、米ロサンゼルスで開催され、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が最多受賞を果たした。

ダニエル・クワンとダニエル・シャイナートが監督と脚本を担当した同コメディドラマは「バビロン」「イニシェリン島の精霊」「フェイブルマンズ」「ウーマン・トーキング」を抑え、最高賞にあたる映画部門キャスト賞を受賞したほか、ミシェル・ヨーが主演女優賞、ジェイミー・リー・カーティスが助演女優賞、キー・ホイ・クァンが助演男優賞に輝いた。

ミシェルは、スピーチの中で自身のような見た目の「全ての小さな女の子たち」に主演女優賞を捧げ、「これは私だけのものではありません。私のような見た目の全ての小さな女の子たちのものでもあるんです」「私たちは私たちの仕事を愛しているのでここにいるのです。これを止めることは決してありませんが、テーブルに席を与えてくださりありがとうございます。私たちの多くがこれを必要としています。私たちは認識され、声を聞いて欲しいのです。感謝していますし、私の母も永遠に感謝することでしょう」と喜びを語った。

一方で、主演男優賞は、「ザ・ホエール」のブレンダン・フレイザーが獲得。またテレビ部門では「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」が、「ベター・コール・ソウル」「ザ・クラウン」「オザークへようこそ」「セヴェランス」を抑えアンサンブル賞(ドラマ)を受賞、さらにジェニファー・クーリッジが女優賞(ドラマ)の栄冠を手にした。

また同式典ではサリー・フィールドに生涯功労賞が贈られた。

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