俳優・柄本明（74歳）が、2月18日に放送された情報番組「ズームイン！！サタデー」（日本テレビ系）に出演。映画「シャイロックの子供たち」で共演した阿部サダヲの賞賛には「心がない」と切り捨てたが、上戸彩の言葉には「心にビシビシ」と喜んだ。

映画「シャイロックの子供たち」に出演した阿部サダヲ、上戸彩、柄本明に番組がインタビューを行い、「1番のくせ者は誰だった？」と質問すると、阿部は「柄本さんがやっぱり、1番くせ者。僕、1番多くご一緒させていただいたんで、お芝居。やっぱりすごいなって思いました。勉強になりましたし」と話すと、柄本は「ウソだよ」と返す。

阿部は「本当です。どういうふうにお芝居をしてくるか分からなかったり、手の内が分からなかったり、それがすごく楽しかったし、だって、たくさん（作品に）出てらっしゃるじゃないですか、柄本さんって。でも飽きがこないっていう。全部」と賞賛するが、柄本は「全然さ、なんか俺、横からこう見てるんだけど、心がないよね。首から上だけでぺらぺらぺらぺら」と切り捨てた。

また上戸にも同じ質問をすると、上戸は「やっぱ柄本さんか橋爪（功）さんだなと思いましたね。呼吸まで芝居になってるっていうか。せりふ以外の部分の芝居が怖い」と言うと、阿部が柄本に「どうですか？ 柄本さん、ウソくさくないですか」と話す。柄本は「うん、全然。全然。全然もう、心にビシビシ」と笑顔を見せて、上戸の言葉を喜んだ。