お笑いコンビ・EXITの兼近大樹（31歳）が、2月15日に放送された情報番組「めざまし8」（フジテレビ系）に出演。広域強盗事件に関与したとされる容疑者との過去の関係に触れながら、騒動になっていることについて改めて謝罪した。

番組はこの日、広域強盗事件の指示役“ルフィ”とされる容疑者について伝える中で、番組MCの谷原章介から「こうした頻発してる一連の強盗事件、特別な想いで注視してきたと思いますが、いかがですか？」とコメントを求められた兼近は、「僕としては昔の自分の知り合い、今はまったく関係ないとはいえ、過去に知り合いだった地元の方という人が、こういう人が騒がしていることは申し訳ないという気持ちはあります」と謝罪。

そして「やっぱり今、われわれにできることは、僕を含め、社会全体で被害者のケア、支援をしていくことは、すごく大切で一番しなきゃいけないことだなというのはある」とした上で、「やっぱり加害者を、まずどうにかしなきゃいけない。そうしないと被害者はなくならないと思いますので、加害者を根絶する。そのために何ができるかというと、加害者を知ることだと思うんです。だから『なんでこんなことするんだ』という疑問で終わらないで、その奥をもっと、皆さんで知っていく。今回の事件をきっかけに加害者がどうしてそういうことをしてしまうのか。そこでしか評価されないからなのか。お金が理由なのか、孤独を抱えているとか、家庭環境でそうなってしまったのかとか。そうなる前に、われわれ社会全体で、教育とか目を向けていくことがすごく大事だなと思います」と語る。

最後は「僕はこれからも被害者の支援はもちろんのこと、加害者に回らないように、そういうところにもしっかり目を向けていくことをしていきたいと思うので、皆さんと一緒に頑張っていきたいなと思います」と決意を滲ませた。