女子小学生の“カメラ”事情、どんな写真を撮ってる?

2023/01/31 18:45 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


小学館「JS研究所」は、女子小学生(JS)のリアルな本音を探るべく、「カメラ」に関するアンケートを実施。その結果を公表した。

小学館は昨年8月、小学校低学年女児向け雑誌「ぷっちぐみ」、少女まんが誌「ちゃお」の各編集部の視点で定期レポートする「JS研究所」を発足。今回は「ちゃお」2023年1月号にて掲載、収集した「カメラ」に関するアンケート結果を発表した。

最近では操作が簡単な「キッズカメラ」も市場に流通しており、子供たちの好奇心や感性を磨くアイテムとして人気を集めている。そこで、「JS研究所」ではイマドキJSの「カメラ事情」についてアンケートを実施した。

低学年JS「ぷっちぐみ」読者も「時々イベントなどで撮る」を含め、6割以上が自身で写真を撮影していると回答。「よく撮る」という子は約3割という結果となっており、積極的にカメラや写真にふれている子もいるようだ。

また「どんなカメラで写真を撮るか」という質問には。学年問わず「スマートフォン(両親や保護者の)」という回答が断トツ1位。低学年JSでは「キッズカメラ」も上位にランクインしており、高学年JSでは(自分の)「スマートフォン」という子も多く、スマホやタブレット端末での写真撮影がスタンダードになっているようだ。

さらに、「どんな写真を撮ることが多いか」(※3つまでを選択)という質問の回答では、低学年が「きょうだい」や「親」など、家族や「ぬいぐるみ」が上位にランクインしている一方で、高学年JSでは「風景・建物」などがトップに。続いて「自分」という回答で、“自撮り”をする子たちも一定数いた。その他にも「推し」や「マンホール」という具体的な答えもあり、自分自身が強く惹かれる被写体にカメラを向けている子もいるようだ。

そして、「チェキ(インスタントカメラ)を使った事がある?」という質問に対しては、「ないが使ってみたい」という回答が学年問わずトップに。低学年で1割、高学年で3割程度の子たちが実際に持っていると回答している。

こうした結果に、「ちゃお」編集長は「高学年では『チェキ』を使うようになってくるのが特徴的。『チェキ』は『ちゃお』の懸賞でも人気が高く、友達と集まって撮影会をしているようです。友活に使える、その場で交換できるなど大人気です」、「ぷっちぐみ」編集長は「カメラの被写体が、“きょうだい、親、ぬいぐるみ”と低学年女児は自分自身より身近にある大切にしている人や物に関心を向けているようです」とコメントしている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.