ペレ、否定していた“隠し子”について遺言書で言及

2023/01/19 05:01 Written by Narinari.com編集部

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“サッカーの王様”ペレは、隠し子とされる女性について遺言書で言及し、死に際にその女性の2人の息子たちと会っていたことが明らかになった。

昨年12月29日、がんで帰らぬ人となった元ブラジル代表のペレは、17年前に他界したサンドラ・レジーナさんが自らの娘であることを否定し続けていたが、遺言書には、6人の子供たちとサンドラさんの名前が含まれている。

サンドラさんの息子オクタヴィオ・フェリント・ネトさんとガブリエル・アランテス・ド・ナシメントさんは、ペレが息を引き取る前日の12月28日に病院で顔を合わせたそうで、「この瞬間を与えてくれた神に感謝します。これが私の母が最も夢見ていたことです。叔母たちから、祖父が私たちに会いたがっていると知りました」「私たちはとても興奮していました。待ちに待った機会でしたから。全ての家族は喧嘩したり言い争いをしますし、私たちの家族も例外ではありません。しかし、結束と愛以上に大切なものはないという瞬間があります。私たちはとても幸せです」と、ガブリエルさんはデイリー・ミラー紙に喜びを語った。

死亡時の推定資産が1300万ポンド(約20億7000万円)と言われるペレは、DNA鑑定や1991年の裁判判決にも関わらず、自宅の掃除を担当していたアニシオ・マチャドさんと関係を持った結果、1964年に生まれたサンドラさんが自らの娘であることを否定していた。

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