小学館「JS研究所」は、女子小学生（JS）のリアルな本音を探るべく、「クリスマス」に関するアンケートを実施。その結果を公表した。

小学館は今年8月、小学校低学年女児向け雑誌「ぷっちぐみ」、少女まんが誌「ちゃお」の各編集部の視点で定期レポートする「JS研究所」を発足。今回は「ぷっちぐみ」「ちゃお」2022年12月号にて掲載、収集した「クリスマス」に関するアンケート結果を発表した。

まず、「クリスマスはおうちで何をする予定ですか？」（複数選択可能）という質問に対して、低学年の「ぷっちぐみ」読者、高学年の「ちゃお」読者ともに6割以上が「サンタさんにプレゼントをもらう」、4割以上が「ケーキを食べる」と回答。その他の選択肢のなかで、ツリーやリースなどでおうちの中を“かざる”という子も多数にのぼっており、おうちクリスマスを主体的に楽しみたいという気持ちを感じとることができる。また、「ちゃお」読者からの具体的な回答の中には「プレゼント交換」や「キャンドルの灯で食事をする」なども挙げられており、様々な工夫をしながらおうちでのクリスマスを過ごすようだ。

「クリスマスプレゼント」に関する質問では、アンケートを実施した11月時点では「まだ迷っていて決まっていない」という回答が5割以上にのぼる一方で、1か月以上前からすでに具体的に決まっている子が4割程度となっている。

クリスマス本番の1か月前から、すでにしっかりと欲しいプレゼントを決めているという回答の中では、ペットや家電からキャラクターグッズまでさまざま。その中でも「ぷっちぐみ」読者の人気No.1は「ゲームソフト」、「ちゃお」読者の人気No.1は「コミックス」という結果になった。

また、おうちでのクリスマスを楽しむ予定もある一方で、「もしクリスマスにデートするなら、どこに行きたい？」という質問に対して、「ちゃお」読者からはお出かけデートの希望が多数。「イルミネーション」「遊園地」「ショッピングセンター」がトップ3にランクインした。

今回の結果について、「ちゃお」の編集長は「実はJSのほとんどがサンタさんからのプレゼントをウキウキで待っています。しかも約半数がぎりぎりまでプレゼントを吟味する模様。クリスマスプレゼントはJSにとって相当特別です！ ほとんどが『おうちクリスマス』と答えていますが、お友達とパーティーしたりプレゼントを交換する子も多数です。みんなに素敵なクリスマスが来ますようにメリークリスマス！」とコメント。

「ぷっちぐみ」編集長も「小学生低学年女子にとって、クリスマスプレゼントは1年で1番わくわくするイベントだといえます。2022年度のおねだり欲は例年に比較して控えめなように見えます。しかしながら通年通してプッシュポップやスクイーズなどストレス解消・感触系玩具は変わらず人気でした。コロナ禍で街中、非接触が推奨されてきた世の中ですが、ぬいぐるみや『ぷにるんず』をはじめ、抱きしめたり、触るという接触“ぬくもり”を低学年小学生たちは求めているのかもしれません」とコメントを寄せている。