“サッカーの王様”ペレ、がんの症状が悪化

2022/12/23 06:40 Written by Narinari.com編集部

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ペレ(82歳)が、がん症状悪化のため、クリスマスは病院で迎えることになるという。

ブラジル代表としてワールドカップで3度優勝し、サッカーの“王様”と称されるペレだが、2021年から大腸がんの治療を続けており、娘のケリー・ナシメントさんは、祈るようファンに呼びかけている。

12月21日、サンパウロのアルベルト・アインシュタイン病院の医師団が声明を発表。「11月29日から大腸腫瘍への化学療法と、呼吸器感染症の治療の見直しで入院しているエドソン・アランテス・ド・ナシメント(ペレ)は、がん症状が進行し、腎臓と心臓の機能障害のさらなるケアが必要となっています」として、ペレが今後も入院を続けることを明らかにした。

一方ケリーさんは、インスタグラムにメッセージを投稿。「彼に向けたあなた方の愛、あなた方のストーリー、あなた方の祈りが、私達が一人ではないと思わせてくれ、巨大な安らぎとなっています」「この部屋をサンバのパレードにしましょう(冗談です)。(ブラジルを代表するカクテル)カイピリーニャも作りましょう(冗談ではありません!)」と呼びかけていた。

新型コロナ感染で呼吸器感染症が悪化したことにより11月に再入院していたペレは当時、「友達よ。皆を落ち着かせ、ポジティブにさせたい」「私は強く、多くの希望を持ち、いつも通り治療を受けている。私が受けている全てのケアに対し医師と看護師チームの全員に感謝したい」「私は神を強く信じているし、世界中の皆から受け取る全ての愛のメッセージのおかげで私は力に満ちている。そしてワールドカップのブラジル戦も観ているよ!」「全てのことにありがとう」とメッセージを綴り、ファンを安心させていた。

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