プライマル・スクリームのメンバー死去

2022/12/21 13:40 Written by Narinari.com編集部

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プライマル・スクリームのマーティン・ダフィが死去した。55歳だった。フェルトやザ・シャーラタンズでも活躍したプライマル・スクリームのキーボード奏者マーティンの訃報を、12月20日、ザ・シャーラタンズのティム・バージェスがツイッターで伝えた。

「美しい魂を、もうひとつ悲劇的に失った」
「マーティン・ダフィは僕らがロブを失った時に入って来て、ザ・シャーラタンズを救ってくれた。ネブワースで一緒に演奏したんだ。本当の友人だったよ」
「彼は僕のソロ・バンドでも一緒にツアーを回って、一緒に過ごすのが楽しかった。ダフィ、安全な旅を」

バーミンガム出身のマーティンは、1985年にフロントマンのローレンスが市内のヴァージン・レコード店に広告を出したのを機に、16歳でインディー・バンドのフェルトに加入。ギタリストを募集していたその広告には「ロックンロールスターになりたいか?」と書かれており、誰かがマーティンを推薦したのだという。その後プライマル・スクリームに加入し、最初の2枚のアルバム、1987年の「ソニック・フラワー・グルーヴ」と1989年のセルフタイトル「プライマル・スクリーム」で演奏、その年の終わりにはフルタイム・メンバーとなった。

マーティンは、ザ・シャーラタンズの創設メンバーであるロブ・コリンズが他界した後、ネブワースでオアシスをサポートしていた同バンドに土壇場で参加、また1997年のアルバム「テリング・ストーリーズ」でも演奏していた。

マーティンの死去について遺族およびプライマル・スクリームはまだコメントを出していないが、ティムの感情的な投稿を読んだファンからは、沢山の追悼のコメントが寄せられている。

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