“アニソンの帝王”こと歌手の水木一郎さんが、12月6日に肺がんのため亡くなった。74歳だった。訃報を受け、水木さんが主題歌を歌った「マジンガーZ」の原作者で、漫画家・永井豪氏（77歳）が、所属しているダイナミックプロダクションのSNSを通じて、追悼の言葉を寄せている。

ダイナミックプロダクションがSNSに「水木一郎さんのご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。株式会社ダイナミックプロダクション　一同」と投稿し、同時に永井豪氏の追悼文を画像として投稿した。

永井氏は「水木さんは、『マジンガーZ』のテーマソングを大ヒットに導いてくれた恩人です。マジンガーZが、50年もの長きにわたって、人気を保ち続けることができたのは、水木さんのおかげです。毎回、歌うたび、決して気を抜かず、愛と魂をこめてテーマを歌い続けた水木さんの力です」とコメント。

さらに永井氏は水木さんについて「いつも全力で元気さをアピールする方でした。ステージパフォーマンスはもちろんのこと、普段のお付き合いでも、明るく楽しい人でした。ファンを大切にする姿勢に、いつも頭が下がる思いでした」と生前の水木さんを偲び、最後に「有難う！水木一郎さん。心から、ご冥福をお祈りいたします。　2022年12月12日　永井豪」と追悼した。