中川パラダイス嘆く「漫才王者なのにメシ食えない」給料も告白

2022/12/11 05:14 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの中川パラダイス(41歳)が、12月9日に放送されたトーク番組「闇さらば〜心が晴れる名言BAR〜」(テレビ東京系)に出演。「漫才王者なのにメシが食えない」と、給料を明かしながら苦境を語った。

この日、ゲストとして登場した中川は「漫才チャンピオン、メシ食われへんのかい!」と切り出し、「だってさ、THE MANZAI 2013のチャンピオンなったのに、先々月と先々々月の給料、4万7000円と3万5000円」と告白。

なぜ、そんな惨状になっているのか、この点について中川は「相方(村本大輔)が…分かってる人もおるかもしれんけど、海外にスタンダップコメディに1人で挑戦したいということで、今年の3月に行くとは言うたんや。だけどビザが取れてなくて、まだ行けてないねんけど、漫才の活動はしてなくて」と事情を語る。

さらば青春の光・森田哲矢は、村本が渡米するのであれば、中川は中川の動きをしないといけないのでは? と質問。中川は「やってるよ、いろんなこと。“なんでも屋”みたいなこともやってたよ。それはTwitterとかで、3000円以上お金もらったら何でもやりますって言うのもやってたんやけど、言うたら…M迫のおかげでさ。M迫のおかげでそういうのも(吉本興業的に)禁止になった。もともとやってたんやけど、そういうのもでけへんくなっちゃったんよ」と、環境の変化で、自身は楽しんでやっていた“なんでも屋”もできなくなったという。

森田は「THE MANZAIチャンピオンがこの状況ってなんなんすかね?」と質問。中川の見立てでは、「THE MANZAIチャンピオンとM-1チャンピオンって、やっぱり大きく違うやん。チャンピオンはもちろんすごいよ。すごいんやけど、いまM-1の時期になって、番組始まるときって(歴代の)チャンピオンがパパパパパパパって出るわけよ。でも、2011年から2014年の4年間だけは、(THE MANZAIは)違う番組やから、そこだけチャンピオンが出ない。一年に一回でもそこに出てたら忘れ去られへん可能性もあるし、なかったことみたいになっちゃってるっていうのはあるよね」と語る。

さらに「(THE MANZAIは)賞金もなかったから。それこそ震災の時期にあったから、そういうのは、賞金は良くないよね、ということで賞金なかったのよ。副賞みたいなのはあったんだけど。どん兵衛30年分っていう」とコメント。森田は給料少なくても「どん兵衛」があれば食べてはいけるのでは…とたずねると、中川は「違うねん。1年間しか貰われへんねん。30年分やけど、30年分を1年以内にもらってくださいっていうシステムやねん。30年分の量をな。もらっとかなアカンし、賞味期限ももたへんし。ようやくな、芸人やってカップ麺生活終わったのに、もう一回せなあかんの? ってなるやん」と話し、森田は「こんなしょうもない闇ある?(笑)」と笑った。

そして現在は「(貯金を)切り崩し、切り崩し。もう危ないけど、だからこそ新しいことやっていかなアカン」とも。今後はジャンルを変えて、艶系の俳優や声優の仕事をしたいと、展望を語った。

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