鬼越トマホーク、“賞レース芸人”に対するコンプレックス告白

2022/11/24 20:36 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・鬼越トマホークが、11月22日に放送されたトーク番組「千原ジュニアのヘベレケ」(東海テレビ)に出演。“賞レース”に出る芸人、“ファイナリスト”を経験した芸人に対するコンプレックスを赤裸々に告白した。

この日、芸人としてやっていくのに“見た目”も大事という話の中で、鬼越トマホーク・坂井良多(36歳)、金ちゃん(37歳)は、自分たちも見た目は「めちゃめちゃ大事」で、イカツイ見た目でケンカするからこそ芸風が活きると語る。

坂井はこの芸風について「それは作ってもらったんで。『ざっくりハイタッチ』(※テレビ東京で放送されていた千原ジュニアらの番組)。あれ無かったら、今、何やってたのかな?って恐怖に駆られる」、金ちゃんも「芸人やめてると思うんすよね。ケンカ芸をジュニアさんに作ってもらったんですけど、あれがなかったら僕らは…。僕らネタもできないし、何もできないんすよ」と続け、坂井は「与えられた人生。運良かったな」と話した。

そんな鬼越の2人に、トータルテンボス・藤田憲右は「でもそれはそれで、縁だから。そういう運を持ってる。全然いいと思う」とコメント。坂井は頷きながらも「でも周りがファイナリストだらけなんで、テレビ出てると、若手って」と話すと、ジュニアは「そういうのと関係なく出てくるのはスゴいよな」と、賞レースとは別ルートで階段を上って行く芸人もまたスゴいと賞賛する。

ただ、ピン芸人のみなみかわは「やっぱりね、(鬼越も)一緒やと思うんですけど、コンプレックスがあるんですよ。賞レース芸人に対してコンプレックスがあるんで」と、賞レースに出ていないがゆえの苦悩があると告白し、鬼越の2人も「コンプレックス、ありますよ」と同意。金ちゃんは、M-1の予選時期になると「どうしよう…みたいな。ずっと思ってるんですよ」、坂井は「ものすごい僕は下に見てるんですけど、BKB(バイク川崎バイク)さんに『BKBさん、またそんなことやって』とか言ってるけど、『あれ…やべ、(R-1の)ファイナリストだ…よく考えたらファイナリスト経験者だ…』。ファイナリストだらけですよね」と語る。

坂井は「(賞レースに)出てないのここ(鬼越)とティモンディくらい」、トータルテンボス・大村朋宏は「上だったら平成ノブシコブシとか」と名前を挙げ、坂井は「ファイナリスト経験してない人は、1回でもしくじったらおしまい」、金ちゃんは「(ノブコブ)吉村さんもあんまり後輩から尊敬されてない。ファイナリストじゃないと。野良犬って尊敬されないんですよ。ファイナルっていう肩書きがないと」と持論を語ると、トータルテンボスから「あんま言うな!」「お前らが尊敬してないだけだろ」とツッコミが入った。

そして、トータルテンボス・藤田は「その一番、恐怖に思ってる頂点が、(ロンブーの)淳さんだと思う。ネタで行ってないから、あの時代で。だから『スゴい怖い』って言ってた。例えばテレビが無くなったら、舞台に残れるじゃん、オレらは。だけど、そこが無いから。だから『めちゃくちゃ怖い』って言ってた。だからテレビ頑張るっていうか、メディアとかいろいろ頑張るって。芸じゃないからって。これ有吉(弘行)さんも言ってた」と語った。

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