「glee/グリー」脚本家、出演俳優死去時に終了すべきだった

2022/11/14 10:29 Written by Narinari.com編集部

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ライアン・マーフィー(56歳)は、コーリー・モンティスが亡くなった後に、米人気ドラマ「glee/グリー」を終了すべきだったと考えているという。

同作の脚本、総指揮を務め、ブラッド・ファルチャック、イアン・ブレナンらと共同制作したライアンは、2013年7月のコーリーの死後、コーリーとシーズン5エピソード「ザ・クォーターバック」の主人公フィン・ハドソンに敬意を表し、続けるべきでなかったと発言した。

ポッドキャスト番組「アンド・ザッツ・ホワット・ユー・リアリー・ミスド」に出演したライアンは、司会のジェナ・アウシュコウィッツとケビン・マクヘイルに次のように語っている。

「今だったら、あの番組はやらなかっただろうね。あまりにも生々しすぎるし、あまりにも早すぎる気がしていたんだ」

またライアンは、コーリーの死をきっかけに、同作の将来をどうするかについて、チームが「たくさん」話し合ったことを明かしていた。

「多くの人が意見を出し合って、たくさんの会話をした結果、我々は番組を続けるという決断したことを覚えている。そしてもしこのような仕事を続けるのであれば、今回のことをどのように扱うのか? だって番組の主役である男性が死んでしまったのだからね」
「なかったことにするのか? 彼はカメラに映らないところで死んだのか? でもそれは私には違和感があったんだ」
「そして、多くの議論を重ね、私たちは彼に敬意を表することに決めたと思う」

ライアンは、もしこの決断を見直す機会に立ち返ることが出来るのなら、コーリーの死後さらに30エピソード続き、第6シーズンで終了したこの番組を、「挽回」しようとするのではなく、「終了」させるだろうと続けた。

「もしもう一度やるとしたら、かなり長い間やめていただろうし、おそらく戻ってくることもなかっただろうね」
「というのも、このようなことから立ち直ることはできないからね」

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