政治評論家でタレントの杉村太蔵（43歳）が、11月5日に放送されたバラエティ番組「今田耕司ネタバレMTG」（読売テレビ）に出演。爆笑問題・太田光のひと言から“薄口政治評論家”という肩書きができ、人生が変わったと語った。

この日、“人生が変わった瞬間”についてトークが進む中で、話を振られた杉村は「（選挙に）落選して。ほんとに無職になって困ったなっていうときに、『サンジャポ』から声がかかって。一生懸命しゃべったら、（爆笑問題の）太田さんから『薄い！』って言われて。あったま来たんですよ。薄いとは何ごとだ！と。まだね、キャラが確立されてなかったんです。元衆議院議員という形で出てたんで。そしたら翌日から“薄口政治評論家”になって。これが大ヒットしましたね。“薄口政治評論家”っていう肩書きをもらってから、ブワーーッと生活が変わりました」と語る。

そして、「北方領土問題。（自分が）北海道出身だから。安倍総理とプーチン大統領が再び会談します、と。『太蔵さん、いかがお考えですか？』と聞かれて、『そうですね…返ってくるといいですね！』って言ったら、こんなの誰でも言えますね（笑）。そしたらね、スタッフがカンペ出してくるんですよ。『もっと薄く！』って。こーれは難しい…。ほんとに考えちゃいました」と一例を挙げ、「いや、でもおかげさまです。いま」としみじみと語った。

そんな杉村について、橋下徹弁護士は「ほんとに薄かったら、どっかで退場させられるんでしょうけど、芯は薄くないですから。だから薄口と言われながら、言うときには言うっていうところで、またなんかね」とフォロー。番組MCの今田耕司も「ちゃんと醤油造りはしてるんですよ。醤油じゃなかったら、そんなもん食卓に置けない。絶妙なんですね」と重ねてフォローした。