チャールズ国王(73歳)は、現在もテディベアを持ち歩いて移動しているという。

今月出版される国王の伝記本「ザ・キング」の著者クリストファー・アンダーセンによると、幼少時代から可愛がるそのぬいぐるみに修理が必要となった場合は、ベビーシッターを務めていた女性が唯一その役目を任されるそうだ。
アンダーセンは「エンターテイメント・トゥナイト」にこう明かしている。
「彼(チャールズ国王)は未だに子供の時のテディベアを持って移動しています。本当に小さかった頃からずっとです。チャールズ国王のテディベアを直すのを許可されているのは、彼の子供時代のナニーで今も親しいメイベル・アンダーソンのみです」
さらに、国王にとって何時でも特別な製氷皿が必須だそうで、アンダーセンはこう続ける。
「可笑しな癖の一つ、これは王室メンバーの多くがそうですし、女王も持っていましたが、彼らは四角い氷があまり好きじゃないんです」
「どこに行く時でも製氷皿を持ち込むのです。四角い氷のカチャカチャする音が好きじゃありません」
また、国王は移動の際は特注の便座を持参。他にも場所を問わず自身のシェフが作る食事を食べたがるという。
「宮殿で働く人々、彼のもとで働く人々が言っています。他の人々の家で催されるディナーパーティーに行く際は頻繁に自分のシェフを連れて行くんです。彼らに自分の食事を準備させ、テーブルで分かれて食べます。自分のしたいことをしたい時にしたいということです」
エリザベス女王の崩御後、9月に即位したチャールズ国王についてアンダーセンはこう明かしてもいた。
「この任務に就くために70年間待っていたのです。今までの君主よりも長いです。王室を縮小する動きを始めています。母親が大事にしていた競走馬15頭を売却しました。そのほかにも削減が始まる予定です。宮殿やミュージアムのいくつかを見て回ることになるでしょう」
「君主制が生き延び花開くとしたら、それはチャールズのおかげとなるでしょう。そうならなかった場合、それはチャールズが原因となります。全ては国王チャールズ3世がどうなるかにかかっています」