テイラー・スウィフトが、ビルボードチャート史上初“TOP10独占”の快挙を成し遂げた。10月21日にアルバム「ミッドナイツ」をリリースしたばかりのテイラーは、今回の偉業達成に「Hoｔ100の10曲中10曲？ 10枚目のアルバムの中から？ 気が動転してるわ」とツイートしている。

昨年9月、ドレイクが記録したTop10中9曲入りを上回る結果となったテイラーの同新作はすでに今月5日付けのビルボード200で大成功を収めており、音楽のデータ調査をするルミネイトによると、アメリカで初週157万8000枚に相当する売り上げを達成、ここ7年間にリリースされた全てのアルバムの中で最も人気の作品となっている。

一方、ビルボードでのナンバー1アルバムの数に関して今回テイラーは、バーブラ・ストライサンドに並ぶこととなった。1956年から始まる同チャートの歴史の中で10枚以上のナンバー1アルバムをリリースしたアーティストはわずか6組、テイラーとバーブラの11枚に並んでドレイクとブルース・スプリングスティーン、その上に14枚のジェイ・Z、トップは19枚でザ・ビートルズとなっている。

ちなみにテイラーのセルフタイトルのデビュー作は同チャートで最高5位、再録盤の「フィアレス（テイラーズ・バージョン）」「レッド（テイラーズ・バージョン）」は共にトップを獲得している。

また、同新作を引っ提げてのツアーに関してテイラーは「その時が来たら」と最近明かしていたところだ。テイラーのツアーは2018年の「レピュテーション・スタジアム・ツアー」以来の開催が待ち望まれている。