滝沢秀明の退任を正式発表、後任の井ノ原快彦は“社長兼タレント”に

2022/11/01 14:21 Written by Narinari.com編集部

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ジャニーズ事務所は11月1日、2019年よりジャニーズアイランド代表取締役を務めてきた滝沢秀明の退任と、井ノ原快彦のジャニーズアイランド代表取締役就任を正式発表した。

発表によると、滝沢から9月中旬、ジャニーズアイランド代表取締役およびグループ会社役員を10月末に退任したいとの申し出があったという。滝沢は、ジャニー喜多川氏とメリー喜多川氏の逝去という、同事務所にとってこれ以上ない大きな出来事に直面し、また、社会的にも新型コロナウイルスという非常に難しい状況下の中で、先頭に立ってジャニーズのエンターテイメントを守り、ジャニーズJr.育成の舵取りをしてきた。

その功績の大きさから、同事務所は慰留したものの、滝沢本人の固い決意は揺らがず。次のステージへ進むことを取締役会にて承認した。

後任として、ジャニーズJr.の育成はジャニーズJr.経験者に担ってほしいという先代社長の遺志に従い、井ノ原快彦が就任。

井ノ原は12歳でジャニーズ事務所に入所し、Jr.の人数がまだ多くない時代にジャニー喜多川氏と多くの時間を過ごし、直接指導を受けている。そして、V6では年齢の異なるメンバーの調整役を26年間務め、グループでの活動に加えて個人としても、数多くのドラマやバラエティ、情報番組MCと多岐にわたるキャリアを積んできた。

また、Jr.時代には、同世代の仲間が次々とデビューしていく姿を見送る側の立場も経験しており、そのような辛い時期を乗り越え、V6としてデビューするに至った人間力を、同事務所は高く評価しているという。

さらに、プライベートではジャニーズJr.と同世代の息子を含む2人の子供の父親として、自分が育った時代とは異なる価値観を持つ子供達への理解を深め、子育てをしている様子から、「必ずやJr.のメンバーの話をよく聞いて彼らの能力を伸ばしてくれる」「ジャニーのタレント育成の本質であるタレントとしてだけでなく、人間的に成長できるように井ノ原らしくJr.達を指導してくれると確信」と期待を寄せている。

なお、井ノ原はタレントを引退するわけではなく、社長業とタレント業を並行して行うプレイングマネージャーに。また、来年1月の帝劇「JOHNNYS'World 〜Next Stage〜」については、井ノ原新社長と共に、東山紀之と堂本光一がミュージカルにおける演出をサポートする体制を開始。今後は得意分野を持つ所属タレントが井ノ原新社長と共にJr.の育成に関わっていく、としている。

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