ナイトウィッシュのフロール・ヤンセン、乳がんを告白

2022/10/29 02:41 Written by Narinari.com編集部

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メタルバンド・ナイトウィッシュのヴォーカリスト、フロール・ヤンセン(41歳)が、乳がんと診断されたという。2週間ほど前に衝撃的な診断を受けたことを明かしたフロールだが、それが「非攻撃性」のがんで、予後は「非常に順調」としてファンを安心させていた。

手術と放射線治療を受け「がんが完全に無くなる」こと、そして乳房を維持できることを期待していると、ソーシャルメディアの声明でこう語っている。

「これはあなたへの手紙。人生は波があり、浮き沈みがあるもの」
「私はこれまで何度も絶好調の波に乗ることができ、それを長年のキャリアを通じて、ソーシャルメディアや世界中の数多くのショーで皆さんと分かち合ってきたわ」
「でも今、新たな波が私を襲ったの。良い波じゃないわ。私は乳がんなの。2週間ほど前に診断されて、明日、腫瘍を取り除く手術を受ける予定。予後はとっても好調!非攻撃性のがんで転移もしないみたい。乳房も残すつもりよ。そして、この手術と、その3か月後に行われる局所放射線治療でがんが消える予定。この前向きな予測が続くかどうかは手術後にもっと分かるわ」

ミュージシャンの夫ハンネス・ヴァン・ダールとの間に5歳の娘フレイヤを持つフロールは、マンモグラフィーの検診を受けなければがんは発見されなかっただろうと、その必要性をこう語っている。

「がんという言葉は衝撃的。診断される前に人生で重要だと感じていたことが、数分のうちに激変してしまうのよ。今はただ、健康に戻りたい。娘の成長も見たいし、生きたいの。この診断で最も恐ろしいのは、自分は健康だと思っていたこと。40歳を過ぎた女性として、通常のマンモグラフィー検診を受けるまで、がんを感じず、がんがあることも知らなかった。発見もされなかったでしょう」
「1年後、腫瘍はもっと大きくなっていたかもしれない。そう思うと、この話をみなさんとシェアしたかったの。マンモグラフィーは命を救う。不快だし、どうせ自分には何もないだろうと思うかもしれないけれど、とにかく絶対検診を受けに行って!」

フロールは、11月20日にベルギーのアントワープからスタートするナイトウィッシュのヨーロッパ・ツアーに参加できるよう、回復したいと望んでいる。

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