EXIT兼近が考える「SNSで“不幸体験”がバズる」理由

2022/10/21 18:02 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・EXITが、10月20日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。「“不幸体験”なぜバズる?」について意見を述べた。

番組はこの日、借金、浮気、夜逃げなどの“不幸体験”をSNSで発信する人たちにフォーカス。赤裸々に体験を明かす心理や、それが大きな反響を呼ぶ理由について考えた。

番組MCを務めるEXIT・兼近大樹は「不幸体験によって、他人から下の立場に見られる。その方が人から笑って貰いやすいという感覚があるので、芸人もそんな発信をしていると思う」とした上で、「芸人の場合は喜劇だけど、SNSでは悲劇が求められている。だから、芸人はYouTubeやSNSだとバズりにくかったりする」とコメント。このコメントに、視聴者からも「表現の仕方がさすが」「わかりやすい」と感心する声が寄せられた。

また、不幸体験を発信する人に対し、りんたろー。が「メンタルへのダメージは本当にない?」と気遣う一幕も。りんたろー。は「僕は顔が大きいことがコンプレックスだった。芸人になって、今まで悩みだったことを笑ってもらえて、救われた気持ちになった」と話した一方で、「時代の変化とともに、僕が笑われることによって嫌な気持ちになる人がいることに気づいた。そうすると、自分自身についても『笑い声で本当の気持ちをごまかしてたのではないか?』と思えてきて、その笑いを選ぶのは辞めようと思った。だから、不幸体験をすることで、『気持ちが癒される』と今は思っている人も、その感情は短期的なものなんじゃないかな?」と案じた。

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