三谷幸喜氏、“善児”は「人気なかったら最終回まで生きてた」

2022/10/18 21:30 Written by Narinari.com編集部

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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)の脚本を務めた三谷幸喜氏(61歳)が、10月17日に放送された宣伝番組「鎌倉殿の13人 ウラ話トークSPディープバージョン」(NHK総合)に出演。俳優・梶原善が演じた“善児”というキャラクターについて、「人気が出なかったら最終回まで生きてた男」と語った。

三谷氏は善児役を演じた梶原について「昔から梶原善に殺し屋をやらせたかった」「僕しか知らない。絶対ヤツは殺し屋が向いてる」と起用した理由を説明し、実際に梶原も「代表作」と自負するほどの役になった。

インタビュアーを務めたTVプロデューサーの佐久間宣行氏は、三谷氏に「善児は思ったよりも評判がいいから早めに殺したっていう……?」と聞くと、三谷氏は「もともと、どっかで退場させようとは思っていたんですけども、そのタイミングは考えてなかったんですよ。もっと最終回に近いイメージもあったし、どうしようかなと思ったんですよね。(史実にない)いくらでも僕の好きにできるキャラクターだから」と話す。

そして三谷氏は「そしたら、ちょっと、皆さんがその、すごく善児に注目してくださった分、これは、何だろう、何か、今が1番いい頃かなと思ったんですよね。これを過ぎていくとだんだん、みんな飽きていくだろうし、ちょっと、こうタイミング的にちょっと思ったよりも早い方が1番かっこいい去り方ができるんじゃないかなと思って、あのタイミングに。だから、そんな人気出なかったら最終回まで生きてた男なんです。かわいそうなことをしました」と語った。

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