偶然発見されたクイーン“幻の曲”解禁

2022/10/15 03:31 Written by Narinari.com編集部

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クイーンの幻の曲「フェイス・イット・アローン」がリリースされた。故フレディ・マーキュリーのボーカルが入った同曲は10月13日に解禁、11月18日に再発される13枚目のアルバム「ザ・ミラクル」に収録予定となっている。

同曲は、「ザ・ミラクル」制作中の1988年のセッションでレコーディングされるも、同バンドが曲を大量に作っていた時期で、最終的に同アルバムに収録されなかった。当時30曲あまりを作ったが、その多くが未発表のままとなっている。

そして今回、同バンドのプロダクションとアーカイブのチームが「ザ・ミラクル」のボックスセット発売に向けてそのセッションを聴き返したところ、偶然の発見となったという。

「この曲を私たちは忘れていたが、まだ存在していた。小さなお宝だ。素晴らしいよ。真の発見。とても情熱的な曲だ」とドラムのロジャー・テイラー。ギターのブライアン・メイは「我々のチームがこの曲をみつけだしてくれたことを喜んでいる。年月が過ぎ、私たち4人の音を聴くのは素晴らしいことだ。そう、ディーキー(ジョン・ディーコン)もそこにいる。素晴らしい曲のアイデアをスタジオで試しながらね。完成に至らなかったものが今ようやくできたんだ!」と続けた。  

同曲はフレディ参加の新曲としては8年振り、2014年のアルバム「クイーン・フォーエヴァー」では、「レット・ミー・イン・ユア・ハート・アゲイン」「ラヴ・キルズ」「ゼア・マスト・ビー・モア・トゥ・ライフ・ザン・ディス」といったフレディとの未発表曲3曲が収録されている。

限定コレクターズ・エディション・ボックス・セット「ザ・ミラクル」はCD8枚組で、6曲の未公開曲と1時間以上のスタジオ録音、作業中のメンバーらの会話を収録した「ザ・ミラクル・セッションズ」が含まれている。

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