「鎌倉殿」三谷幸喜氏が語る“善児を梶原善にした理由”

2022/10/10 22:11 Written by Narinari.com編集部

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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本を務めた三谷幸喜氏(61歳)が、10月9日に放送された宣伝番組「鎌倉殿の13人 ウラ話トークSP」(NHK総合)に出演。善児役を演じた梶原善について「昔から梶原善に殺し屋をやらせたかった」「僕しか知らない。絶対ヤツは殺し屋が向いてる」と起用した理由を説明した。

TVプロデューサーの佐久間宣行氏が三谷氏にインタビューを行い、「(登場人物に)ちょっと笑いの部分があって、人間味が出てくる人を見ると、人間味を持ってきたから、こいつ殺されるんじゃないかとかって思っちゃうっていう。善児とかも、ちょっと好きになってきちゃった辺りで殺すじゃないですか。『なんてことしてくれるんだ!』と思ってます」と感想を伝える。

三谷氏は「ひどいですよね」と他人事のように受け、「善児はですね、まず、とにかく今回たくさん人が死ぬというのはもちろん分かっていて。毎回、何か、誰か分かんない人に殺されたりとかするのはあんまり面白くないから、だったらできるだけ同じ人に殺させようっていう。で、1人キャラクターを作ろうってことになって」とストーリー上必要なキャラだったと説明。

その上で三谷氏は「昔から梶原善に殺し屋をやらせたかった。ひょうひょうと悪いことしていくみたいなね。善にプレッシャー与える意味でも『これは代表作になるので頑張ってね』みたいな話をしました。僕しか知らない。絶対ヤツは殺し屋が向いてる」と、梶原を起用した理由について話す。

そして三谷氏は「そしたら、彼は『代表作になりました』っていろんな所で言ってるんですけど、それは本人が言うべきじゃない。もう少し歳取ったら『あれが代表作』って」と梶原にツッコミを入れた。

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