大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本を務めた三谷幸喜氏（61歳）が、10月9日に放送された宣伝番組「鎌倉殿の13人 ウラ話トークSP」（NHK総合）に出演。「鎌倉殿」を褒められると「うれしくない人はいないと思うんですけども…ただ『じゃあ他の作品は見てねえのかよ』とか悪い方に考えちゃう」と語った。

TVプロデューサーの佐久間宣行氏が三谷氏にインタビューを行い、「まずですね、めちゃくちゃ面白いです『鎌倉殿』」と伝えると、三谷氏も「ありがとうございます。何かいろんなとこでね、（佐久間氏が）言ってくださってるのは聞いてたんですよ」と返す。

佐久間氏が「三谷さんって、普通に、褒められるとうれしいんですか？ やっぱり」と聞くと、三谷氏は「褒められて、うれしくない人はいないと思うんですけども……ただ、じゃあ『ほかの作品は見てねえのかよ』とか、そういうふうに悪い方に考えちゃうんですね。だから『ラヂオの時間』とか、よく皆さん『大好きです』って言ってくださるんですけど、他にも映画いっぱい作ってるんだけどなとか。それに気をつけてしゃべってください」と語る。

佐久間氏が「でも『鎌倉殿の13人』は、三谷さんの大河全部拝見してますけど、その中でも、ちょっと驚くほど面白いなと」と言うと、三谷氏は「それが1番良くないんですよ！『真田丸』と『新選組！』がもうひとつだったっていうこと」とツッコミを入れた。