ザ・ローリング・ストーンズが、新たなテレビドラマ制作で5000万ポンド(約82億円)の契約を交わしたという。

「ザ・クラウン」の製作陣が手掛ける新ドラマは全16部構成で、1962年のバンド結成から1974年のアルバム「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」リリースまでの同バンドの姿を振り返る。
ある関係者は英紙デイリー・メールにこう明かす。
「ストーンズはこのシリーズを自身の遺産と捉えています。ツアーができなくなっても、音楽と共にこれは存在し続けますから」
ちなみに、この巨額の契約料の大部分はメインソングライターであるミック・ジャガーとキース・リチャーズのもとに行くそうだ。FXネットワークで2シーズンに分けて放送される同ドラマのキャスティングについては明らかになっていない。
同番組ではオリジナルメンバーだったものの、1969年に同バンドをクビになった数週間後にプールで溺死状態で発見されたブライアン・ジョーンズについても触れられるという。さらにキースのドラッグ中毒、1972年の「メイン・ストリートのならず者」の制作も描かれると言われている。