ザ・ローリング・ストーンズが、50年ぶりとなるリバプールでのコンサートで、ザ・ビートルズの楽曲をカバーした。

同バンドは6月9日、リバプールのアンフィールド・スタジアムで行われたコンサートで、2012年以来となる「アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン(彼氏になりたい)」を披露し、ザ・ビートルズに敬意を表した。
ミック・ジャガーらが、ビートルズのホームタウンであるリバプールで演奏するのは、1971年に伝説のリバプール・エンパイア劇場で行ったコンサート以来50年ぶりとなる。
この楽曲は、ポール・マッカートニーとジョン・レノンが作詞作曲し、ビートルズがアルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」でリリースをする数週間前である1963年11月1日に同バンドによってリリースされていた。
当日ミックは、リバプールFCのホームグラウンドでコンサートを行うことから、同チームの愛唱歌であるジェリー&ザ・ペースメイカーズ の「ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン(人生ひとりではない)」を歌う計画があったことを明かしたところ、観客から批判と称賛の両方の反応が巻き起こり、「代わりに、地元の奴らが作った曲をやることにした。リバプールよ、君の為に特別にやるんだ、いいだろ?」と語った。