アンバー・ハード(36歳)が、元夫ジョニー・デップ(58歳)の目の周りに青あざがある写真は「フォトショップで加工した」ものだと主張した。
2018年にDV被害者としての経験を綴ったワシントン・ポスト紙の論説を巡り、ジョニーから名誉毀損で訴えられているアンバーは、米バージニア州フェアファックスの法廷で、2015年の新婚旅行の際に撮影されたというその写真を見せられ、「この写真を以前見たことがあります。彼はその中では負傷していませんでした。これはフォトショップで加工したものです」と語った。
またアンバーは、その旅行中にジョニーから平手打ちを食らい、首を掴まれ、壁に押し付けられたと証言。しかしジョニーの弁護士カミール・ヴァスケス氏は「これが唯一誰かが負傷している新婚旅行の写真です」と指摘して、異議を唱えた。
さらにアンバーは「継続的な中傷キャンペーン」のせいで、ロレアルとの広告契約を失ったほか、映画「アクアマン」続編からの降板を求めた署名運動に直面したとも主張している。
一方でアンバーは、ジョニーとの離婚を申請する前夜に、近所に住む俳優のジェームズ・フランコが自宅を訪れていたことや、ジョニーからの慰謝料700万ドル(約9億円)の半分をアメリカ自由人権協会(ACLU)に寄付すると約束していたにも関わらず、その全額は支払っていないことを認めていた。アンバーは「全額を支払う意向だ」としながらも、ジョニーから5000万ドル(約64億6000万円)を求められている訴訟が原因でそれが未だ実現していないと説明している。