カンバーバッチ、ウィル・スミス“ビンタ事件”をネタに

2022/05/10 01:03 Written by Narinari.com編集部

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ベネディクト・カンバーバッチが、「サタデー・ナイト・ライブ」のオープニングで、ウィル・スミスの“ビンタ事件”をネタにした。

ベネディクトは、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」でアカデミー主演男優賞にノミネートされていたものの、同賞は「ドリームプラン」のウィルが受賞、しかしその成功よりも、クリス・ロックをステージ上で平手打ちしたことが注目を集める結果となっていた。

「サタデー・ナイト・ライブ」のオープニングでベネディクトは、「『サタデー・ナイト・ライブ』の司会をまたやらせてもらえることに感激しているよ。本当に楽しく素晴らしい1週間を過ごしてきた」「でも正直なところ、ほとんどの脚本家達は『ドクター・ストレンジ』をネタにしたコントを毎日持ってきた。素晴らしいし、僕はあいつが大好きだし、あのキャラクターを演じるのも大好きだ。でも僕はほかの映画にも出ているんだ」と話した後、同番組のエグゼクティブプロデューサーであるローン・マイケルズにほかの出演映画を尋ねられたとして「『パワー・オブ・ザ・ドッグ』って言ったんだ。で、『誰も観ていない』って彼に言われた。『そんなことない。僕はそれでアカデミー賞にもノミネートされた。受賞はしなかったけど。ウィル・スミスに打ち負かされたんだ』って僕は言った」と説明、「ちがうよ。身体的ではないよ!身体的ではないよ!」と続けて笑いを誘った。

ウィルは、妻ジェイダ・ピンケット・スミスをネタにしたジョークを言ったクリスを平手打ちしたことに関し、「第94回アカデミー賞の席における私の行動は、ショッキングで痛々しく、許しがたいもの」「私は多くの人々を傷つけました。クリス、彼の家族、私のたくさんの大事な友人や愛する人々、出席者全員、家で視聴していた人々をです。アカデミーの信頼を私は裏切りました。他のノミネート者や受賞者の方々の素晴らしい仕事を祝う機会を私が奪いました。心が痛みます」「彼らの注目に値する功績に再び焦点が当てられ、そしてアカデミーが、映画界の創造性や芸術性をサポートする、その素晴らしい仕事に戻って頂ければと思います」と謝罪を表明している。

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