製作始まった「ワイルド・スピード」第10弾、監督が突如降板

2022/04/28 12:13 Written by Narinari.com編集部

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ジャスティン・リン監督が、「ワイルド・スピード」シリーズ第10弾となる「ファストX」を降板した。同人気シリーズ5本でこれまでメガホンを執ってきたリン監督だが、2023年5月の公開を目指してすでに製作が始まっていた新作から突如降板を発表した。  

リン監督は声明で次のように綴っている。

「ユニバーサル社の支持がある中、私は『ファストX』の監督から降板するという難しい決断に至りました。プロデューサーとしてはこの作品に残ります」
「10年以上、5本の作品に渡り、私たちは最高の俳優や最高のスタント、最高のカーチェイスを撮影することができました」
「そして個人的な話ではありますが、アジア系移民の子供として、映画史上最も多様性のあるシリーズを築き上げることに貢献できたことを誇りに思います」
「この素晴らしいキャストやクルー、そしてスタジオからの支援、また私を『ワイスピ』ファミリーに迎えてくれたことには一生感謝し続けます」

リン監督はシリーズ最終作となる3部作に向け、2本の監督を務める予定になっていたが、現在のところ後任については明らかになっていない。

つい先日には、主演のヴィン・ディーゼルが「ファストX」のタイトルを発表すると同時に、製作が始まったことを報告していたところだった。

新作に向けては、ミシェル・ロドリゲスやタイリース・ギブソン、リュダクリス、シャーリーズ・セロンらおなじみの顔ぶれのほか、ブリー・ラーソン、ジェイソン・モモア、カーディ・Bらの出演が予定されている。

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