EXITりんたろー。が感じていた“兼近のコンプレックス”

2022/04/23 05:59 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(30歳)が、4月21日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。「クイズ番組でやりづらそうにしている」との指摘を認めた。

番組はこの日、年間3万人以上もいる高校中退者を特集。自身も高校を中退している番組MCのEXIT・兼近は「『うちが貧乏だから、高校に行かなかったんだ』と、思われるのが面倒くさいから、働きながら夜間の定時制に入学した。そして、2日で辞めている。2日で辞めたとしても、僕の周りは全員中卒なので、高校に入っただけで『すごくない? なんで行ったの? 目的は?』と盛り上がる環境だった」と明かした。

一方で、相方のりんたろー。は「兼近くんって基本的にすごくポジティブで、『できないことは別にできなくたっていいじゃん!』というパワーを感じる。だけど、クイズ番組に出ると、“漢字が書けない”“計算ができない”“一般常識を知らない”ことに対して、『コンプレックスみたいなものがあるのかな?』と感じることがある。そういう番組だとすごくやりづらそうにしているので…」と打ち明けると、兼近も「何にもわからなくて、喋ることができない。ずっと黙って座っていることもある」と応じた。

続けて、りんたろー。は「そういうやりづらい瞬間があると思うので、自分のペースで学びに行ける環境があったらいいなって思うんですよね」と話した。

また、通信制の学校は自分のペースで学べることなどから人気を集め、生徒数が増えていることが紹介されると、りんたろー。は「僕らの時代は『高校中退したら人生おしまい』みたいな風潮があったように思う。だけど、全然人生おしまいじゃないし、通信課程を活用すれば、いつでも、どこでも学びの場所に戻ってこられるのは素敵だと思う」とコメントした。

そして、視聴者から「かねちも高卒認定試験を受けるって聞いた」とコメントが寄せられると、兼近は「YouTubeの企画でかましてみようかなって思っている。かけ算やローマ字がわからない“小学2年生レベル”からいきなり高卒になったらすごくね? みたいなノリです」と野望を明かした。

高校中退者の個別学習をサポートしている学習塾代表の山口真史さんは「兼近さんは本を書かれているし、漫才を通じて“どう人に伝えるか?”を考えてお仕事されているので、高卒認定試験の出題傾向である“読み解く系”の問題にかなりハマると思う。割とあっさりいけるのでは?」と盛り立てると、兼近は「えー!? チョロすぎません!?」と意欲が高まった様子。

さらに「合格ラインが40点台」と分かると、共演者たちから「いける!」「やってほしい」と声が上がり、スタジオの盛り上がりは最高潮に。兼近はたじろいだ様子で「みんな俺の学力の低さを知らないからそうやって…。本当に驚きますよ!『こんな人いるんだ』って毎回言われますから。…まぁ、やってみます。夢が広がっているので、『ドラゴン桜』を読んでおきます!」と新たなチャレンジに向けて第一歩を踏み出す決意を語った。

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