千原ジュニア、親交のあった藤子不二雄Aさん偲ぶ

2022/04/11 16:18 Written by Narinari.com編集部

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タレントの千原ジュニア(48歳)が、4月10日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。親交のあった漫画家・藤子不二雄Aさんを偲んだ。

番組はこの日、日本を代表する数々の漫画を生み出した藤子不二雄Aさんの訃報を取り上げ、番組MCを務めるジュニアは「A先生に何度か飲みに連れて行ってもらったことがある。本当に気さくな先生で、夜通しでとてつもなく面白い話をいっぱい聞かせてもらった。本当に財産だなと思う」と親交があったことを明かし、続けて藤子不二雄Aさんから聞いたエピソードを披露。

「『プロゴルファー猿』の連載を始める前に、編集者から『流行るわけない』と大反対された。当時、ゴルフは今ほど市民権を得ていなくて、お金持ちの限られた人間しかやらないスポーツだった。その題材を少年漫画にすることに対し、『誰が読むねん!しかも主人公が猿なんて!』と大反対されたけど、A先生は『これはヒットする』と信じていた。そして、いざ連載が開始して大反響を呼ぶと、編集者が『ヒットするって思ってました!』と嘘みたいに寄ってきた」と語った。

さらに、その時に藤子不二雄Aさんから授かった金言として「『ジュニアも本当に面白いと思うことをした方がいいぞ』と言ってもらった」と笑顔で思い出話を明かし、藤子不二雄Aさんを偲んだ。

タレントで元アイドルグループ・AKB48の西野未姫は「私は1999年生まれだけど、藤子不二雄Aさんの作品は全部知っている。漫画を読んだわけじゃないけど、物語はなんとなく知っていて、特に『怪物くん』はドラマを見ていたので、物語をすごく知っている。改めて漫画を読んでみたいなと思ってます」とコメントした。

演出家で脚本家のマンボウやしろは「僕は1976年生まれで、A先生の作品のドンピシャの世代。小学校から帰ってきたら『忍者ハットリくん』や『オバケのQ太郎』『プロゴルファー猿』を見ていた。僕が仕事をする上での価値観など、大きく影響を受けていると思う。また、僕がパーソナリティをしているラジオ番組で、『笑ゥせぇるすまん』のアニメ主題歌を流した時にいろんな世代からメッセージがきたので、“この世代の作品”というカテゴリーはないのでは?と感じた」と偉業をたたえた。

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