高校の新必修科目「歴史総合」、EXITはどう見る?

2021/12/11 06:09 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・EXITが、12月9日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。来年度から高校の必修科目となる「歴史総合」について意見を述べた。

番組はこの日、来年度入学の高校生から、「公共」「情報」「歴史総合」が新しく必修科目になる話題をピックアップ。中でも日本史と世界史を融合させた「歴史総合」に注目し、これまでは駆け足だった近現代史を学ぶことについて考えた。

りんたろー。は「僕らの時代はベルリンの壁については『これは各々で見とけよ』という感じだった。それが逆になって、ベルリンの壁など近現代史が主になって、縄文土器は『各々で見とけよ』となるんですよね? この番組でも、外交問題を取り上げる度に、『近現代の歴史を勉強した方が良いんじゃないか』って話をしていた」と、カリキュラムの変化に賛成する考えを示した。

相方の兼近大樹は「必要な情報は毎年、なんなら毎日変わっているので、教育内容はどんどん変えて良いんじゃないかなと思う。でも、毎年変わるとなると、先生たちがすごく大変になる。すでに大変なのに、さらに負荷がかかってしまうのではないか。だから、給料をぶち上げてほしい」とコメント。

お笑い芸人のパックンは「僕は大賛成。第二次世界大戦や朝鮮戦争とかの流れを分かってないと、今の国際問題は理解できない。1000年も前の歴史から勉強していたら、ここ100年のウエイトが低くなる。一番大事なところが欠けていると感じていたので、僕は大きな変革だと思う。ブラボーです」と話した。

また、兼近は「お笑いも変わるなって思った」と切り出し、「10年後、若い子たちは『聖徳太子か!』ってツッコミの意味が分からないかもしれない。全員が知っていることをやるのが“お笑い”なはずだから、みんなに伝わる部分と伝わらない部分、あるあるな部分をまたすり合わせないといけない」と語ると、パックンは「10年後、EXITさんはお笑いの審査員側に座っているから、心配しなくても大丈夫ですよ」とツッコミ、笑いを誘った。

さらに、兼近は「土偶を学んでいない世代に、俺らの世代が『これだから若い者は。土偶も知らないんだな』と、学んだ知識のズレで若者を否定するジジイにはなりたくないなって思う」と議論を締め括った。

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