レディー・ガガは、ジョー・バイデン米大統領の就任式で“防弾ドレス”を着ていたという。今年1月に行われた式典で、スキャパレリのオーダーメイドのドレスを着ていたガガだが、実はボディアーマーの役割も果たしていたそうだ。

英版ヴォーグから公開された動画「ライフ・イン・ルックス」の中でガガはこう語っている。
「これは私が着た中でも一番のお気に入りのひとつ。就任式で着たスキャパレリのデザインなんだけど、実は防弾加工がされたドレスなの」
同ブランドのダニエル・ローズベリーによってデザインされたネイビーのトップにボリュームのある赤のスカートというそのドレスについて、その防護機能についてガガは詳細を明かしてはいないが、「イタリア系アメリカ人の伝統」を表したものであったため、特別な意味を持ったものだったと話している。
「スキャパレリはイタリアのファッションブランドだから、第45代大統領を送り出し、第46代大統領を迎えるために歌うイタリア系アメリカ人としての伝統を出したかった」
そして、平和の象徴であるハトをかたどった金のブローチにも触れ、「あの金のハトを見た瞬間、ぴったりだと思った」と続けた。