メディアの調査・分析を行うニホンモニターは、プロ野球・日本ハムの新庄剛志監督が就任した話題の報道を調査し、就任会見から2日間のメディア露出を広告費に換算した結果、合計で104億9021万円に上ると発表した。

監督就任会見は11月4日午後2時に始まり、テレビは会見の生中継をはじめ、過去の試合シーンやテレビ出演のハイライトも紹介。スターの復活を大きく報じた。WEBニュースは会見中から続々と記事があがり、Yahoo!トピックスには2日間で6件の見出しが掲載され、SNSでも多く引用され注目が集まった。また、会見翌朝の新聞は全紙で紹介。新庄新監督の全身写真を大きく掲載し、3面に渡って報じるスポーツ紙もあった。

これらのメディア露出を広告費に換算したところ、テレビが55億3175万0533円（40番組/ 6時間50分13秒）、新聞が2億3457万9019円（32記事/33,879平方センチメートル）、ウェブが47億2388万0986円（4,328記事）となり、合計すると104億9021万0538円となったという。

※各媒体の広告換算は以下の数値を基に算出

テレビ：対象話題が放送された時間帯にネットされた局の15秒スポットCM料金
新聞：対象話題が掲載された新聞の1cm×1段の広告料金
ウェブ：対象話題が掲載されたWEBサイトの推計月間PV数と、主要サイトのレクタングル広告料金（1週間）を回帰分析した数値