宮沢りえ、ひとり暮らしで感じた“母との絆”

2021/10/22 04:00 Written by Narinari.com編集部

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女優の宮沢りえ、南沙良が親子役で出演する江崎グリコ「ポッキーと、とある家族の物語」最新作として、シリーズ10作目となるWEBムービー「娘の帰省、家族の絆」篇が、10月22日に公開された。それに伴い、宮沢がインタビューに答えている。

今回のムービーは、ひとり暮らし先から久々に帰省した娘(南)が、母親(宮沢)と実家の近所の公園で待ち合わせ。ポッキーを食べ進めるうちに心が通っていく――というストーリー。

その内容にちなみ、「初めてひとり暮らしされた時、改めて家族の絆を感じたエピソードをお聞かせください」と聞かれた宮沢は、「一緒に仕事をしていて、全く会わない時間というのが少なかったんですけど、ひとり暮らしを始めてからも、同じ都内に住んでいたので、しょっちゅう家に遊びに行っていました。母親は料理がとても上手で、たくさん人を呼んで食事を振る舞うということが大好きな人だったんですよ。もちろん自分でも料理をしますが、忙しくて外食が増えてくると、なんかちょっとカラカラしてきて、特に何も伝えてなくても、母親に『行くよ』と言うだけで、私が大好きなメニューを作ってくれました。やはり母親のご飯が食べられるという喜びが、私の中では一番大きかったですね。あとは、何気なくテレビを見ながら話すこととか。振り返ると、家族と過ごす日常、さりげない時間が、ひとり暮らしをした私にとってはイベントだったんだなと思います。仕事を一緒にしていた立場からも、母親としても常に的確なアドバイスをくれていたから、何げないことに感じ入っていました」と語る。

また、「2018年の夏から約3年間、10本のCM撮影で母親役を演じてきた宮沢さんが、娘役の南さんの成長を感じた部分がありましたらお聞かせください」と、南の成長についての質問で、宮沢は「もともと沙良ちゃんは初めて会った時からすごく大人で、ちゃんと芯のある考え方をする女性でした。そのぐらいの時期って、いろいろなことがガラガラと変わっていく時期だし、このお仕事をしながら、いろいろな経験を重ねて、ものすごく変化すると思うんですね。でも、沙良ちゃんのすごいところは、3年前と今日も変わらないところですね。そこが私にとっては、一番すごいところだなと思います。このお仕事をしながら、変わらずに自分のやることを続けているというのはとても大事なことだし、なかなか難しいことだと思いますが、それをとっても簡単に彼女はやっているので尊敬します。そのまま経験を重ねながらも、変わらずにいてほしいなと思います」と語った。



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