“ロック様”ことドウェイン・ジョンソン（49歳）が、ラッパーデビューを果たした。HBOのドラマ「baller/ボーラーズ」の撮影で知り合ったテック・ナインからコラボを依頼され、同ラッパーのニューシングル「フェイス・オフ」に参加することになったという。

ドウェインはバラエティに「音楽を愛しているよ。僕の映画に音楽的要素を取り入れるのことが大好きなんだ」と話した一方で、テック・ナインは「世界最大のスターが僕に返事してくれたんだ！ わかるかい？ 凄く興奮しているよ。皆そうだよ！」と続けた。

以前から、ラッパーの友人達からコラボの話を持ち掛けられてきたというドウェインだが、今まではそれを断ってきたそう。

「僕の友人の多くはヒップホップ・アーティストで、それもビッグな奴らなんだけど、何度か頼まれたことがあるよ。でも、しっくりくるものじゃないとだめなんだ」
「テックが僕にSMSを送って来た時、これは上手く行くって感じたよ。僕達は、勤労倫理や欲しいものに関しては考え方が同じだからね。何年も前に『ボーラーズ』の撮影セットでテックと初めて出会った時、その場で一番働き者であるという考え方について話していた。彼が言ったあることに感銘を受けたよ。『この部屋やこのセットに、僕が満腹になるほど十分な食べ物があることはない。なぜなら常にハングリーでいたいからね』ってね。僕は凄くそれを気に入ったよ」

そんなドウェインについて、テック・ナインは「これはエネルギー溢れる曲だ。ウェイトトレーニングや、格闘、試合とかに向けて気合を入れるようなね。それだけだ。それに最適な人はだれだろう？（総合格闘家の）コナー・マクレガーじゃない。彼とは知り合いじゃないからね。でも僕はザ・ロックを知っている」と語った。