“食”を通じて海の環境や食品ロス学べる「エビフェス!」

2021/10/12 12:30 Written by Narinari.com編集部

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“食”を通じて海の環境や食品ロスを学べる「エビフェス!2021」が、10月15日・16日開催の「海のごちそうフェスティバル」(東京・二子玉川ライズガレリア)で行われる。

「エビフェス!2021」は、新しい海老食文化の普及活動と食品ロスや海洋ごみ削減を目的とした、一般社団法人日本海老協会による取組み。同協会はイベントに先立ち、今年年6月より2か所の小学校で、食育活動としてお魚や海を守る大切さを伝える「出前授業」を行ってきた。また、「出前授業」や公募にて、小中学生から「魚を丸ごと使用したアイデア料理」を募集する「おさかな丸ごと 夢の料理コンテスト」も実施した。

今回のイベント「エビフェス!2021」では、「おさかな丸ごと 夢の料理コンテスト」に全国各地より応募されたアイデア料理から、トップシェフの三國清三・脇屋友詞・茂出木浩司・鈴木弥平・野永喜三夫らが「ベスト海老料理大賞」を選定。大賞受賞商品のキッチンカーでの販売を行う。

また、水産生物の命の大切さを学べるステージ「おさかな解剖学習」や、日本の海の幸の賜物である「お出汁の世界」などを実施する。

今回のイベントについて、一般社団法人日本海老協会の理事・藤井稚代氏は「日本海老協会は、海や日本の魚食文化を守る活動やフードロス削減に向けた取り組みに力を入れています。海洋ごみやフードロスの問題は、世界共通の問題ですが、お魚が住みやすい海を守ることや命を大切に頂くことは、私たちの大切な食文化を守ることにもつながります。日本海老協会は、『エビフェス!』が一度きりの単なるお祭りにならないように、これからも、一年を通じて講演会や小学校での出前授業、様々なキャンペーンなど、海を守るための活動を積極的に行ってまいります」とコメントを寄せている。



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