「ベルセルク」作者の三浦建太郎さんが死去

2021/05/20 12:42 Written by Narinari.com編集部

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マンガ「ベルセルク」の作者である三浦建太郎さんが、5月6日、急性大動脈解離のため亡くなったことがわかった。5月20日に白泉社が発表した。54歳だった。

白泉社は、公式サイトで「漫画家の三浦建太郎先生が、2021年5月6日14時48分、急性大動脈解離のため、ご逝去されました。享年54歳でした」と報告。続けて「三浦先生の画業に最大の敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。なお告別式はご家族にて執り行われました」とコメントした。

続けて「三浦先生には、永年にわたり白泉社で『ベルセルク』をはじめとする人気作品の数々をご執筆いただきました。現在もヤングアニマルにて同作を、一昨年からはヤングアニマルZEROで『ドゥルアンキ』を連載中でした。読者の皆様には、三浦先生の作品をご愛読いただきましたことを深謝いたしますとともに、謹んでご逝去のご報告をお知らせ申し上げます」と追悼の言葉を綴った。

また、ベルセルクを連載していた雑誌「ヤングアニマル」編集部も「三浦建太郎先生の突然の訃報に接し、ヤングアニマル編集部は深い悲しみに包まれています」と述べ、「この受けいれがたい事実をどのように捉えたらいいのか。正直、言葉が見つかりません。思い出されるのは、編集部の人間に会うと、いつも朗らかにご自分の好きな漫画やアニメ、映画の話などを楽しく語っていた時の笑顔ばかりです。我々は三浦先生の怒った顔を見たことがありません。いつも楽しそうな少年のような方でした。どうかファンの皆様、関係者の皆様、三浦先生の楽しそうな笑顔を想像していただき、ヤングアニマル編集部と共に静かにご冥福を祈っていただければと存じます。何卒よろしくお願い申し上げます」と悲しみの言葉と共に追悼した。

三浦さんの代表作「ベルセルク」は1989年に連載がスタート。2度のアニメ化や劇場アニメ3部作が作られるなど人気を博していた。

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