イーロン・マスク氏、アスペルガー症候群を告白

2021/05/11 23:56 Written by Narinari.com編集部

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イーロン・マスク氏(49歳)が、アスペルガー症候群であることを明かした。

米自動車会社テスラの最高経営責任者(CEO)であるマスク氏が、先週末、米人気番組「サタデー・ナイト・ライブ(SNL)」に出演した際、自らについて、同番組の司会を務める「アスペルガー症候群の最初の人物」とコメントした。

神経発達障害の1つであるアスペルガー症候群は、社会的な関係構築や非言語的コミュニケーションに困難を生じるほか、特定の分野への強いこだわりなどで知られている。

マスク氏は、同番組のオープニングでこう話した。

「『サタデー・ナイト・ライブ』の司会を務められて光栄だ。本当さ。僕は何かを言った後、僕がそれを本当に意味していると分かってもらうために、本当だと言わなければならない時があるんだ。なぜなら、僕はいつも様々なイントネーションで話すからね。それは素晴らしいコメディになると言われてきたよ」
「実のところ、『SNL』を司会する最初のアスペルガー症候群の人として今夜歴史を作ることとなる。少なくとも、それを認めた人として最初のね」

しかしながら、マスク氏のコメントには少し間違いがあるようで、同症候群を公表しているコメディアンのダン・アークロイドも2003年に同番組の司会を務めている。

マスク氏の出演回は「母の日スペシャル」であったことから、母親のメイさんも登場。「母の日のプレゼントを楽しみにしているわ。ドージコイン(※仮想通貨)でないことだけを願っているわ」とコメントしたところ、マスク氏は「それだよ。その通り」と冗談交じりに返していた。

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